——6年前のバレンタインデーですね。2020年2月14日にChara+YUKI初のミニアルバム『echo』をリリースした後、同年4月に予定していたライブ『Chara+YUKI LIVE “echo” 2020』が中止となってしまいました。当時の心境から聞かせていただけますか。
YUKI
あの時はもう決断せざるを得ない状況だったので、スタッフ含めて話し合って、涙を飲んで中止することに決めました。チケットも販売していて、ファンの皆さんもすごく楽しみにしてくださっていたと思うので、私としてはこの悔しさをどこにぶつければ?という感じでしたね。その後、それぞれの生活が少しずつ日常に戻っていった時も、私はこのプロジェクト、特にライブができなかったことがすごく気になっていたんです。そんな中で、Charaが35周年イヤーに突入するというニュースを見て。私も来年、ソロデビュー25周年を迎えるんですけど、スケジュール的にも、その他のことをいろいろ考えても、今このタイミングだったらできるかもと思って、本当に久しぶりにCharaに電話をしたんですよね。
——YUKIさんから電話したんですね。
YUKI
そうです。まずはCharaが今、どんな状況なのかを聞いて。そんなすぐに「じゃあやろう」みたいにはならないだろうとは思っていたんですけど、とにかく一度会おうかということになって。実際に会って話していく中で、「ライブをやるんだったら、曲作っちゃう? 作りたいよね」ってなったんですよね。それで決まりましたね。
——ライブをやるなら新曲を作ろうっていう。
YUKI
そうです。そこから改めて、ミニアルバム『echo』を聴き直してみたら、とっても良くて。
Chara
いいアルバムだよね。改めて、みんなにも聴いてもらいたいな。でも、8曲しかないから、新曲を作るかっていう話をして。実は2020年の時にライブのバンドメンバーと顔合わせはしていて。メンバーもすごい楽しみにしてくれていて、いよいよリハというタイミングでなくなってしまって。それが、今回、ほぼ同じメンバーでできることになったんだよね。
YUKI
そこは私のこだわりもあって、まずはあの時一緒にやるはずだったメンバーにお声掛けをして。本当に奇跡的に、ほぼ皆さんスケジュールOKだったんです。人気のミュージシャンばかりなのに、劇的に揃いました。これはまさに背中を押されているんだなと思って。
——新曲の制作はどんなところから始めたんですか?
YUKI
まずは、2人で「こういう感じはどう?」っていうアイデアを送り合って。
Chara
話をするだけじゃなくて、家で音にしてみたりして。それも悪くはなかったけど、お互いソロだし、自由だから、新しい出会いを求めて、コンペみたいな感じで担当ディレクターさんに曲を集めてもらったんです。
YUKI
いろいろな曲を聴いた中で、いいねっていう曲があって。じゃあ、それを形にしていこうかって。
——それがこの『背中にリボン』ってことですね。
Chara
最初にこれがもう仮タイトルであったんですよ。歌詞番長のYUKIがつけてた。
——デモを聞いて、最初に曲名が浮かんでた?
YUKI
作曲家が海外の方だったので英語で仮歌が入っていたんですけど、私が『背中にリボン』だなと思って(笑)。2人で歌うのにすごくいい楽曲だなと思ったんです。
Chara
YUKIは先に言葉を大事に作ってくれるからね。でも、知らないうちに私も少し歌詞をやることになって。このユニットはお互いを閉じ込めないようにしたいからね。相乗効果があった方がいい。任せるところは任せた方がいいけど、気を遣いすぎると良くないし、遠慮するのも良くないなっていうのも思いながら。
YUKI
そもそも『echo』はそういう思いで作ったミニアルバムだったからね。全然違うソロアーティストの2人なんですけど、「これはどう?」「こうはどう?」って共鳴していくようにやっていくと、自分ひとりでは全然思いつかなかったことが生まれる。そのことを、『echo』を聴いていたら思い出したので、Charaから出されるお題に対して、うーんってまた考えて。
Chara
私も普段、ソロでやってるから、誰も何も言ってこないんだよね(笑)。言ってきてくれたら、いろいろと対応するんだけど。もちろん、自由にやっていいよっていう信頼関係があるからこそなんだけど、Chara+YUKIは人生勉強でもあるのね。全く違う人と、自分を持ってるアーティスト同士がお互いを消さずに、ちゃんと気が付きながらやるっていうのは勉強になりますよ。
——じゃあ、歌詞の方はYUKIさんが先導して進めていって。
YUKI
以前のインタビューでも言ったと思うんですけど、私は歌詞がないとメロディーをどうしても覚えられなくて。だから、まずは仮の歌詞を書くために何回も何回もそのメロディーを聴いていると、その曲の世界観と言葉が浮かび上がってくるんですよね。最終的には<背中に結わったリボン>になりましたけど、最初は<背中に沿って結わったリボン>だったんです。一番最初に、切なくて壊れやすい、わりと儚い感じが浮かんで。私とChara で、たゆんでいるリボンをお互いがはぐれないように端っこをそれぞれが持っているというイメージが出てきました。しかも、背中って届かなくて、誰かにやってもらわないと結びにくいですよね。それは2人じゃないとできないという意味もあって、『背中にリボン』ってすごくいいなと思ったんです。
Chara
最初、<縦結びでもOK>っていう歌詞もあったね。
YUKI
そうです! 思い出した。
Chara
<縦結び>もいいと思ったけど。上手くできなくてもいいよっていう。映像的にすごくいいんだけど、日本では縦結びがね。
YUKI
縁起的にあまり良くなかったみたいで。私、実はリボン結びが苦手で。
Chara
私も苦手。
YUKI
そういう不器用な感じもいいなと思いましたし、結構気に入ってはいたんですけど、それはやめて。実は一度『背中にリボン』から思い切って離れようとしたんです。Charaと「こういうのはどう?」っていうやり取りをして。
Chara
私はインスパイアの相方としてやってる感じ。
YUKI
「こういうことを言ってもいいんじゃない?」とか、「こういうこともあるんじゃない?」とか。それを全部拾い集めて構築して、またバラして構築し直して、ということをして。
Chara
それで、また戻ったんだよね(笑)。
YUKI
結局、戻ったんです。やっぱり<背中に結わったリボン>じゃないかなって。Charaに聞いたら、「いいんじゃない?」って返ってきて。さっきも言いましたけど、あまり押し込めないようにしたかったんです。「こういうのはどうかな?」ということを言ってみようと思ったら、きちんと伝えてみる。なので、お互いが周年だし、今までのお互いの曲のタイトルを歌詞に入れていくのも面白いなと思って提案してみたんですよね。
Chara
そう、それも「オッケー!」って言って。
——冒頭からYUKIさんの『うれしくって抱きあうよ』(2010年2月リリースの20thシングル)を思わせる<うれしくって抱きあうたび>というフレーズから始まります。
Chara
ここは、私の歌うパートだったから自分で書いたんだけど、勉強しないと書けないなと思ってめっちゃ聴きこんで。
YUKI
「YUKIの曲を聴いてたら寝落ちした」っていうメッセージが来て(笑)。「寝るな!寝るな!」って返しましたね。そこはすごくハマっていたので、いけると思ったんですけど、他にもいろいろやってみて。でも、あまり過剰にしてしまうと、しつこいなとか、意味が繋がらなくなってしまうんですよね。
Chara
選ばれし者だね。
YUKI
レコーディング当日にも歌ってみて、「この響きはどうかな?」って。それはソロでもやっていることではあるんですけど、違う響きを探したりもしましたね。<のうみそ Good ハッピー>はすごく気に入って入れていたんですけど、Charaから「なんか違うんじゃない?」って言われて。
——1995年7月にリリースされた12thシングル『Tiny Tiny Tiny』のカップリングに収録された曲名ですが、同年に発行されたエッセイのタイトルにしたくらいCharaっぽい言葉じゃないですか。
Chara
自分でも忘れてたわくらい昔のマニアックなところから持ってきたからね。
YUKI
私は好きな曲なんですよ。だから、詩の前後を少し変えたら、「悪くないんじゃない?」みたいになって。よし、このままいくぞって。
——Charaさんが<うれしくって抱きあうたび>と歌い始めて、YUKIさんが<のうみそ Good ハッピー>を歌うというのもいいですね。
YUKI
私はもうこれで、もらったと思いました。「これ、絶対変えないでね」って言いましたから(笑)。
Chara
<うれしくって>って歌う時、すでに口角が上がるじゃん。それもいいし、CharaファンもYUKIファンも知ってる曲だから、一瞬で思い浮かんで面白いなって。
——<とれかけの ウェービーヘアー>はYUKIさんが2007年8月にリリースされた15thシングル『星屑サンセット』からですよね。他にも隠しタイトル入ってますか?
YUKI
いくつか、入らなくなってしまったものもありますね。
——Charaさんの『ナイーブとイノセンス』(20 11年4月リリースの13thアルバム『Dark Candy』収録)に<ずっと見えないリボン>っていうフレーズがあるんです。ナイーブとイノセンス、CharaとYUKIが、見えないリボンをはぐれないように持ってるというイメージが『背中にリボン』とリンクしてるなと思ったんですが。
Chara
あははは。めっちゃ考えすぎて面白いね。でも、ファンの人はもっと細かく考えるかも。お互いの曲を聴きまくって勉強してるから。リボンっていうモチーフは私だけのものではないしね。ただ、私は大好き。「結わう」っていう文化が大好きだから。糸編も大好きだし。
YUKI
Charaの『糸し糸しと言う心』(2012年10月リリースの14thアルバム『Cocoon』収録)という曲があるんですけど、私も糸編は好きなんですよ。だから、2人の共通点なのかもしれないですよね。
Chara
探してくれてたのかもね。Charaと結わうとか、リボンってなんだろうとか。あんまり意識せずに聴いて吸収して。私もあんまり意識せずにだけど、リズミカルに歌えて、前後の世界観に合うYUKIの詩っていうのを寝落ちしながらいろいろ聴きまくった結果、<うれしくって抱きあう>と<のうみそ GOOD ハッピー>の2つはいろいろ想像しやすいし、イメージに合うなと思ったんだよね。
YUKI
あと、お互いに「こっちのメロディの方がいいな」というのがあって。歌手として、このメロディー歌いづらいかも、というところはちょっとだけ変えてもらったりして。
Chara
YUKIっぽいコーラスワークとミュージカル調の雰囲気にして。
YUKI
私、自分ひとりでも歌の中で受け答えになっているようなものが好きなので、この曲はそれが2人でできるのがいいなと思って。2人で歌えるとなると、いろいろなイメージが出てきてしまうんですよね。例えば、「彼っていいけど、なんか押しが弱いよね」みたいな、おしゃべりをしている感じとか。
Chara
最初にそういうこと言ってたね。
YUKI
ガールストークのようなものも面白いし。
Chara
彼を取り合う、みたいな。
YUKI
そうそう。「彼の鍵を持っているのは私よ」とかね(笑)。そういうのを歌い分けていくのも面白いかな、とか。最後には2人ともフラれた、とか。ストーリーはいくらでもできるので、何曲でもできるんですけど。
Chara
ショートメールをした時に私が言ったやつもあるでしょ。「それいいね!」とか言うことがあるんですけど、ここ、そうだよね。
YUKI
<冒険のチケット>ですね。Charaが日常のやり取りの中で「やっぱり冒険のチケットを持ってなきゃね」というようなことを言っていて。
Chara
普通の人との会話だったら流れていってしまうことも、YUKIは敏感だから、「いいね、それ」ってなる。
YUKI
歌詞に入れてみたら「これ、この間送ったやつじゃない?」って。そう、これがいいから歌詞に入れよう、って。その後の<Yes, I got it!>はCharaが送ってくれた子どもの曲なのかな?
Chara
ああ!一緒にクリエイトする上で自分の好きなものをシェアしたいから。「YUKIもこういうの好き?」みたいな感じで曲を送ったりしてる。そういうのもさ、意外と大事じゃん。「このコーヒー好き」とか、「この夕焼けが好き」とか。一緒に過ごしている時間も限られていたから、そういうのも共有したいなって。
YUKI
私が知らない曲でしたね。子どもたちが歌っていた曲。
Chara
キャベッジ・パッチ・キッズの歌だね。
YUKI
みんなで集まって歌っているような雰囲気をどうしても入れたい、と思ってしまって。
Chara
ひとりの女の子が「男の子がさ〜」みたいな話をしてて、友達が髪の毛をいじりながら「そうね」みたいな。
YUKI
そうそう。「I know, I know」って言ってるイメージがあったから<Yes, I got it!>に繋がるのはいいなと思って。私たちが<冒険のチケット>と歌って、お客さんが<Yes, I got it!>って返すような。ここは、こういうメロディではなかったんですけど、「こういう風に変えてみたいんだけど、どう?」って、レコーディングのブースで実際に歌って伝えて。それに対してCharaが「いいじゃん」って。
Chara
歌いやすいし、合ってるしね。チケットも歌いやすいしね。
——ここでサウンドプロデュースを手がけたTaka Perryの話を聞いてもいいですか。
Chara
彼は曲も作るし、リリックも書けるし、楽器も全部やるけど、今回は曲がもうあって。「アレンジとサウンドプロデュースだけど、ここから入ってもらえますか?」って聞いたら、全然やりますよって言ってくれて。
YUKI
嬉しかったですね。ご自分の曲ではないのに。とっても柔らかくて素敵な人でした。ハーモニーのことも細かくやってくれて。本当に楽しかったです、レコーディング。私はスタジオのソファに両肘をついて、Charaに「YUKIどう?」って聞かれたら、「うん、いいと思う」と言っていただけですけど(笑)。Charaが「もうちょっとここがさ」とか言ってやっている流れを私は聞いているだけで(苦笑)。Charaが聴いているところと私が聴いているところは全然違いますしね。
——サウンド番長のこだわりを聞かせてください。
Chara
デモの時からちょっと大人っぽくてスイートな感じがあって。ただ、デモは簡単なコードの繰り返しで、ギターが目立つような間奏があって。ドリーミングで甘い感じをTaka Perryがポップにしてくれた感じかな。
YUKI
もともとはこのイントロではなかったんだよね。デモではサビ始まりだったんです。それにイントロをつけてもらいました。
Chara
そう、YUKIがデモの方に一回だけ入ってくるフレーズをめっちゃ気に入ってて。私もそれはいいなと思って、お願いして。テンポもミディアム、大人のポップソングで、可愛い方がいいじゃん、みたいなところでぴったりのフレーズかなと思いましたね。
——今のお2人のモードが反映されてますか?『echo』から6年たった今、出す曲として。
Chara
うーん、前の曲とは違う方がいいとは思ってたけど。
YUKI
そこまではあまり考えていなかったんですけど、私としては、ライブがあるということで、お客さんも一緒に歌えるところがあるといいのかなとは思っていました。
Chara
でも、最初に「Charaと踊りたいんだよね」って言ってたかも。今、思い出したけど。
YUKI
それはずっと言っていますね。
——前回も言ってました(笑)。
Chara
全然いいよ、踊ろうよ。
YUKI
だから、やっぱりこういうリズムのものになりますよね。体が揺れるビートの方がいいなというのはあったかな。あと、<あわせた 手と手>は2人で歌いながら手を重ねたい(笑)。
Chara
ステージで離れてたらできないよね。YUKIはめっちゃ動くから離れてそうじゃん!(笑)
YUKI
やろうって言いながら、その決めごとをすっかり忘れてしまうとかね(笑)。でも、私もCharaも踊る方ですからね。しっかりした振り付けの激しい踊りはしないですけど、Charaのライブを観に行っても、動きがカッコいいから、ちょっとした動きはやれたらいいなとは思います。<あわせた 手と手>だけはわかりやすいから、そこだけは忘れないようにしたいです(笑)。
——ライブの話に行く前に、ジャケットについて聞かせてください。『ハイティーン・ブギ』で知られる漫画家の牧野和子先生の書き下ろしになってます。
YUKI
お互いにフラッシュアイデアやイメージを送り合う中で、いろいろなことを複合的に考えていて。例えば、イラストをミュージックビデオにもしたらどうだろう?とか。
Chara
他の人と被らないものでってなるとなかなかないんだよね。その中で「私が単純に好きで影響を受けたのは牧野和子先生」っていうスクショを送ったら、「Chara、それいい!」ってなったんですよ。
YUKI
漫画の表紙だったんですけど、かなり年季が入って、すごく茶色くなっていて。でも、Charaが今でも大切に持っていて。
——あはははは。
Chara
めっちゃ年季が入ってるよ。小学3年生の時の漫画だから。家に大事にしまってあって私もびっくりした。
YUKI
私物だということにグッときましたし、その背表紙の反対側(小口)に……。
Chara
そうそう。学校で習いたてのアルファベットで自分の名前を大きく書いていて。
YUKI
私も高校がクリスチャンの学校だったので、聖書に自分の名前を同じように書いていたことを思い出して、すごく懐かしいなと思いましたし、もうこれしかないと思ったんです。
Chara
私はまだその時、わかってなかった(笑)。
YUKI
Charaは、まだ「え?」という感じだったんですけど(笑)、表紙の絵の女の子が私はCharaにしか見えなかったんです。表紙が赤いエプロンのようなお洋服で、70年代のかわいいジーンズを合わせていて。『ビビっちゃう!』っていう漫画で、今は廃版になっていてもう売っていないんですけど。
Chara
音楽もので変身ものなの。パパが船長さんで、形見の人魚のペンダントをギュッと握ると、ビビってなって、勇気が出て、いきなり歌いだすっていう。牧野先生は変身ものが多くて。『あの娘はだあれ!?』という作品では変身薬でバンって変わるけど、『ビビっちゃう!』はめっちゃアナログで。カツラをかぶったり、お化粧でそばかすを消したりして変身する。でも、ちゃんと演奏シーンとかあって。マイクの持ち方が独特なんですよ。大事に取ってあったっていうことは、少女漫画の中でも私にとってのバイブルだよね。かわいいし、おしゃれだし。
YUKI
きっと、とってもロック好きなんだろうなと思います。
Chara
好きだよ。だって主人公のお兄ちゃんの名前はマック・ボラン(T・レックスのボーカリスト/ギタリストのマーク・ボランから)だし。
YUKI
デヴィッド・ボウイも好きなのかなと思いました。とにかく音楽を感じる漫画です。だから、この時代の画風で書いていただくのはどうだろうと思って。今、牧野先生がどんな活動をされているかもわからないので、ダメ元でスタッフの方から聞いていただいたら、なんと引き受けてくださったんです。
Chara
そうなんですよ。すごく嬉しいです。
YUKI
そうしたら、私たちを描くことをすごく楽しんでくださって、アイデアも溢れたみたいで、いろいろなパターンのイラストを送ってくださったんです。マイクの持ち方も、今回そのまま再現していただいて。このポーズもすごく素敵ですよね。
Chara
この時のタッチでっていうのをお願いして。
YUKI
そうそう。「思い出し作業よ」みたいに言って、吹き出しに「こんな感じかしら?」とかメッセージも書いてくださって。すごくたくさん描いていただきました。
Chara
このまま漫画を書いてほしいな。短くてもいいから。
YUKI
素敵ですね。私、テニス部がいいな(笑)。全然ダメ部員で、イケてなくて。でも、すっごくイケてる感じに変身するっていう。私も大好きなんですよ、変身して輝くようなストーリーが。朝、起きて違う人になっていたらどんなにいいだろうと思うくらいですね。
Chara
私も変身モノ大好きだった。でも、私たちはステージに立つ時はYUKIになって、Charaになる。変身じゃないけど、そういうのあるよね。
YUKI
お客さんがいると全然違いますよね。力をもらうので。ぜひ、ライブには牧野先生にも観に来ていただきたいです。
——どんなライブになりそうですか? もう具体的にお2人の中でイメージはできてきていますか。
YUKI
私とCharaは、イメトレだけはすごいですよ(笑)。
Chara
ただ、Mean Machineの時はツインドラムだったから。私の中ではChara+YUKIのメインボーカリストはYUKIだと思ってる。私もボーカルだけど楽器も好きだから、バランスがあるかなと思って。でも、YUKIのソロライブに行くと、めっちゃ動いてるじゃん。影響を受けて、私も動くのかな。
YUKI
2人でステージで歌うのは初めてですからね。
Chara
ドラム同士ではやってるけど、ボーカリスト同士としてはやってなくて。まずは体作り。それが第一。じゃないとYUKIの体力についていけない(笑)。
YUKI
1つのステージで2人のボーカリストが歌う。どうなるのかな? と思いますけど、きっとすごく面白いと思いますよ。
——個人的に楽しみにしていることはありますか?
YUKI
私は、どんなアレンジになるのかが楽しみです。音番長のCharaが、「ここをこういうふうにしたら、もっとエモいんじゃない?」みたいに言いそうなので。原曲の良さもありますけど、ライブアレンジもすると思うので、そうなると、必死についていきます! みたいな感じです(笑)。あと、お客さんとのやりとりもあると面白いですよね。その場で出てきたひらめきをパッと出すこともあるかもしれないですしね。
Chara
そうだね。一度にCharaとYUKIのライブを見るわけだから、ミックスジュースを飲む、みたいな感じじゃない?「このジュース、うま!何?」っていう。余計な演出はなくてもね。YUKIがよく「2人が並んでるだけでいいよね」みたいなことを言ってたのを今、思い出しました。
YUKI
それはそうですよ(笑)。
——それはもう圧倒的ですよね。1人でもすごいのに。
YUKI
ありがとうございます。ありがとうございます。恐縮っす(笑)。ぜひ遊びに来てほしいです。観終わった後に、きっとすごく楽しい気持ちが残ると思います。うわー、すごいライブを観てしまったなと思うライブって、あるじゃないですか。そういう感じにきっとなると思います。お客さんに楽しんでほしいですし、私たちは誠実にやるので、そこはもう期待して来ていただいて大丈夫です。期待以上のことをやりますから。
取材・文/永堀アツオ
Song Writers &
Sound Producers Comments
CIRRRCLE
原曲のファンの方も、初めてこの曲を聴く方も楽しんで聴いていただけると思います。
制作途中で悩んだときに、お二人とその場でお話しながら突発的に生まれたアイデアもどんどん取り入れながら曲が出来上がっていきました。最初から最後まで非常に楽しい空気の中で、且つたくさん学ばせてもらいながら制作出来たと思っています。
何より現場が近年稀に見る楽しさで溢れていましたね。
反してお二人のプロフェッショナリズムはどこまでも妥協がなく、言い換えればおしまいを知らない子供のアマチュアリズムにも通ずるところがあり、実は僕にとって大きな刺激にもなりました。
また熱が覚めぬうちに是非ご一緒したいなと思っています。
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ふたりの歌は、ラベンダー色の夜明け前にする内緒話のように甘く、妖精の粉を降りかけたようにまわりの景色をキラキラにする魔法です。
『echo』に参加できて感謝しています。
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それいいじゃん、これもいいじゃん、って泉のように湧いてくるアイディアを盛り込みながら、和気藹々と遊んでいるうちに完成しました。
三人それぞれの可愛らしい部分がとても出てるかなと思います♡
ただ製作過程を思い返すと、タイ料理やカレーなど食事の思い出ばかりなので、やっぱり美味しいご飯と良い曲は関係してるのかなと、改めて。
またみんなで美味しいもの食べに行きたい!
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おふたりの今日までの歩み、そして友情の結晶とおもいますとその美しさたるや。
すばらしい作品に携われましてとてもしあわせです。
『楽しい蹴伸び』。
そのフレーズはRECの中でふとYUKIさんの口からフワッと出た言葉でした。
一度CharaさんとYUKIさんのライブを観に行かせてもらった際、
ふたりの話す姿をみて曲のイメージはすぐに湧きまして。
そこに見えたおふたりの切磋琢磨、そして純粋なる音楽愛とそれを笑い合いながらたのしむ姿。
音楽の中で戯れられるそのシチュエーションをつくろうというテーマからこのグルーヴが編み出されました。
スタジオに着けば、わたくしの両隣にまるでエネルギー体の如く元気溌剌なお姉さま。
とてつもないエネルギーでした。おふたりともお声の威勢の良さ。
歌をのせる度、みるみる曲に愛らしい色彩が足されていくその様はとても鮮烈におぼえています。
まるで呼吸のごとくYUKIさんから溢れ出る言葉のアイデアの中、『楽しい蹴伸び』とふと口にしたところから、この曲の瑞々しさが鮮明になったのだとおもいます。
おふたりの新たなるフェーズに立ち合えましたこと、光栄の至りです。
音楽家として共に音楽をたのしんだあの現場での想いを胸に、わたしは今日も曲をかきます。
おふたりと共に『echo』とのすてきな旅を楽しんでくださいませ。
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